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ギターの糸巻き(ペグ)

ギターの糸巻きは、最近はペグと呼ばれるようです。

中華製や台湾製の安価なものは千円ぐらいからありますが、使ってみたところ、見た目は派手でも歯車が小さく、歯車のかみ合わせに車のハンドル並みに遊びがあって音合わせの精度が悪く、さらに楽器の響きにジャリジャリと濁った雑音が混じるのが気になりました。

日本製GITOHの糸巻きは値段により様々ですが、1万円程度の安価な製品でも音合わせにあまり苦労しないように感じてます。GOTOH製品には制度の高いラインアップもあり、ピッチの微妙な調整が楽で音にも悪い影響が少ない製品を選ぶことができます。定番製品ですが、まぁ、お値段相応でしょうね。

※画像を新しいタブで開くと拡大図です。

高級な糸巻きで良く知られているのはロジャース製で、ハンドル部分に白蝶貝が使われておりキラキラと光ります。歯車の遊び無くなめらかに回転し、何よりもしっかりと共振するので音が良いです。最高級のハウザースタイルなどは20万円ぐらいの値段になったりします。精度を求める手作りですから安いロジャースでも値段が10万円程度以上と高価です。

なお糸巻きの軸間は通常35mm、ローラーの太さは10mmです。これら糸巻きの数値は、メーカーにより異なったりするので、取り替え時にはビス間の距離も含め確認してから購入します。糸巻きの故障は全部が一斉に壊れるのではなく、樹脂製のローラだけが割れたり、歯車だけが摩耗したりですから、高価な糸巻きの故障時には、部品販売を確認すると良いでしょう。

それから、組立時に糸巻き基盤プレートとギターヘッド木部の接点に隙間があると、雑音が混じったり響きが悪なったりするので、注意してピッタリと接地させるように組みます。

糸巻きのギア部分の潤滑剤は液状のものを避け、グリスなど固形油脂を使います。弦交換のときに確認して、乾燥しているようなら爪楊枝を使ってグリスを足しておけば良いです。その時に、はみ出たグリスはティッシュペーパーで拭き取っておきます。グリスは個人的には「seiko シリコングリス」を半世紀ぐらい使ってます。自分の数台のギター以外に生徒さんの糸巻きにも使い続けてまだ無くなりませんから、一個で一生ずっと使えます。 

もしもローラーがギターヘッドに空けられている穴の内側との接触でギシギシ雑音を発するときは蝋を使ってみると動きがスムーズになります。糸巻きローラーの直径が1センチぐらいですから、直径1センチ強ぐらいの蝋燭が使いやすいです。

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