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タレガ「前奏曲5番」

タレガ「前奏曲5番」の楽譜です:
https://imslp.org/wiki/Prelude_No.5_(T%C3%A1rrega%2C_Francisco)

タレガは典型的なロマン派です。小品ながら美しいプレリュードを多く残しており、その5番目の曲がこの曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=-aBkSvyBdg4

この曲は難しくないので多くの奏者が弾いてます。YouTubeで検索すると猫も杓子もという感じです。残念ながら日本人は全滅。その中でもセゴビアを凌ぐ録音はたぶん無いと思われます。⇒ セゴビアの録音mp3

それにしても巨匠セゴビアは自由ですね。オリジナルの楽譜からのリズム変更が少し気になります。そういう意味ではタレガのセゴビア編曲版です。

ワルカーさんの録音があれば、香り高いロマン派様式できっちりと弾いているのですが、残念ながら見つかりません。物覚えの悪いボクの記憶に残るのみです。

そう言えば、いつだったかオーストリア国営放送の番組で教育者としてのワルカーさんがテーマになったことがありました。日本流に言えば人間国宝に当たる彼女自身が参加し、様々な分野の専門家が集まり円卓を囲んでの意見交換です。テレビで難しいことを延々と論じているのを見ても、自分の師匠が演奏家だと思っていた弟子からすると、面倒なことはどうでも良いと感じたものでした。

誰が言ったのか失念しましたが、「演奏は自分に誠実であること、教育は夢を授けること」とは言い得て妙です。先生は生徒に与える曲を弾くことができなければダメですね。

 

それから、曲は違いますがYouTubeでタレガの自演を聴くことができます。

https://www.youtube.com/watch?v=7B40vZOyoPs

動画中トレモロ奏法の美しい指の動きも確認できます。1899年のものですから無声映画と円筒式蓄音機です。つまり音と絵は別々の記録です。もちろん A=440hz の国際基準が決められる半世紀以上も前です。第一次世界大戦前のフランスとスペインで最も一般的だった音高が A=435hz、440hz からすると半音低いわけです。

誰でも知っていることながら、タレガの楽器がトーレスだったことは、ここで再確認しておきますね。作曲家&演奏家&教育者タレガと楽器制作家トーレスの登場が近代ギターの黎明です。

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