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カテゴリー「その他」の検索結果は以下のとおりです。

レストランではなかった「ティファニー」

  • 2021/12/01 21:39
  • カテゴリー:その他

ムーン・リバー『ティファニーで朝食を』の話です。

亡き母に連れられて通った映画館。ボクはまだ小学校低学年でした。後で考えてみると、これで英語の響きに免疫ができたのではないかと思います。

それから何よりも、夢に溢れる映画に触れたことは、敏感な子供の感性を培う良い経験だったようです。我が子に対峙する教育者としての母に感謝します。「子育ては人生最大のプロジェクト」という母の言葉を思い出します。

1960年代のアメリカ映画は、ジェノサイド正当化プロバガンダ西部劇もありましたが、夢に溢れる多くの作品が作られたのも事実です。自動車や家電製品などの産業が日本に移る前というのもあり、戦勝国の合衆国にとって良い時代でした。

 

演奏は自らに誠実で、指導というのは生徒さんに夢を授けることだと思います。

花伝書「風姿花伝」本文

  • 2021/08/13 21:52
  • カテゴリー:その他

人を育てることは最も尊いことだというのが恩師の内田時代先生の言葉でした。

また、「子育ては人生最大の事業である」は我が家の家伝です。生き様とか人生は、子供に対する経済的な支援も含めて、両親の取り組みが大きく影響するのは間違いないです。

そういうことを考える度に思い出すのが、世界最古の教育書として知られる「風姿花伝」です。世阿弥によるものですから15世紀の始めの書です。

 

書籍は重量の都合から引っ越し荷物に入れられなかったので、数冊を除き破棄したので手元に風姿花伝の現代語訳が無いのですが、ウィキペディアからのリンクでネットに出ているのを知りました。

花伝書「風姿花伝」本文

バビロンの流れのほとりにて

  • 2021/08/04 04:40
  • カテゴリー:その他

ヨーロッパ留学を真面目に考えている生徒さんにお薦めの本です。すでに留学中の方にもお薦めです。「バビロンの流れのほとりにて」森有正著

バーゼルの巨匠リューティスト大島秀文さんに薦められ読んだ本です。1981年のことでした。

伝統について考える

  • 2021/06/30 17:38
  • カテゴリー:その他

ウィーン古典派に代表される伝統的な西洋音楽は本当に美しいです。

以下、下記の本「日本の礼儀作法」からの引用です。

「能楽の型付け、歌舞伎役者の見得を切る動作、力士の四股をを踏む動作さなどは、「型」という伝統的に決められた動作で、その型にはまった動作が実に美しい。型は先人たちが何百年も研究と改良を積み上げてきた結果であり、一人の浅はかな経験で完成できるものではない。」

竹田恒泰著「日本の礼儀作法」

 

ケルンテン門劇場でベートベンの第九を初演した諸先輩の方々の言葉に耳を傾けそれを真面目に受け継いだ先輩の言葉についてよく考えるべきだと思います。つい2百年前の話なのです。

ケルンテン門劇場は宮廷歌劇場(現在のウィーン国立歌劇場)がすぐ近くに建造されたときに取り壊されました。19世紀の地図で確認すると国立歌劇場裏のカフェ・モーツアルトのあたりに入り口があったようです。演奏後に指揮台の上に立ち尽くすベートベンの逸話は、グーグル「第九 初演」検索で知ることができます。

なぜルネサンスではなくバロックではなくロマン派でもないのかは、日を改めてしましょう。

オンラインレッスンの環境

  • 2021/04/08 22:01
  • カテゴリー:その他

SignalSkypeWhatsApp、Messenger、希望時には中共経由で知られるZoomやLineにも対応します。

【パソコン】GIGABYTE BRIX Pro GB-BXi7-4770R
【モニター】27インチ
【通信速度】フレッツ光
【カメラ】DEPSTECHの2021年モデルDW49
【マイク】Tascam DR-40X
【スピーカー】JBL、USB接続DAC内蔵

 

※ 画像はアマゾンのアソシエイトから表示してます。

【カメラ設定 】16:9、2160p : 3840x2160ピクセル、オートフォーカス
【サウンド設定】サンプルレート:48kHz、ビットレート:32bit、低域カット:40Hz
【OS】Windows 10 Pro 64bit
【CPU】Intel core i7 4770R
【SSD】Crucial クルーシャル SSD 480GB BX500
【メモリー】8GB + 4GB = 12GB
【ワイヤレスカード】Intel Wi-Fi 6 AX200

踏ん張っている仲間

  • 2021/04/01 13:36
  • カテゴリー:その他

ウィーンで活躍するウッチーこと歌手の内田裕子さんからメッセージが来ました。

「こちらの動画を動画ファイルデーターにできますか?
You Tube 動画を保存したいのですが、できなくて。友人も動画ファイルを保存したいと言っているのですが、友人もできそうになくて。
以前、ルクセンブルク の演奏旅行に行った時のコンサートビデオなんです。」

聴いてびっくり! ロッシーニのミサ曲がこんなに素晴らしいとは知りませんでした。当時ウィーンに居たギタリストのマウロ・ジュリアーニが影響を受けたのも頷けますね。

 

下の画像をクリックするとYouTubeページに跳びます。
ウィーンで活躍する歌手「内田裕子」さん


え”~♪ このミサ曲は、いつも聴いているギターの曲と全然違う、、、って?
いえいえ、「ギターは小さなオーケストラ」って知ってますか?
これは、当時ウィーンで活躍していたベートーベンの言葉です。
ボクも全くもってその通りだと思います。

 

余談ですが、「ギターは歌う/Gitarre singt」は、指揮者フルトヴェングラー氏の言葉だそうです。10代の少女だったワルカーさんのコンサートに多忙を極めた大指揮者が聞きに来たときの逸話です。

ワルカーさんの演奏は本当に歌ってました。不肖の弟子のレッスンで時にメロディが繋がらないと一緒に歌って聴かせました。あたりまえですが、歌心は音楽の基盤です。

◆ フルトヴェングラー
1927年 フェリックス・ワインガルトナーの後継としてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任。
1931年 バイロイト祝祭劇場にはじめて出演し、ワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』を指揮。
出典:ウィキペディア

◆ ウィーン・フィル首席指揮者
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 1927年-1930年
出典:ウィキペディア

◆Luise Walker
(9.Sep/1910 - 30.Jan.1998
出典:ウィキペディア

指導する責任

  • 2021/03/30 10:03
  • カテゴリー:その他

「生徒に教えるってのは難しい!
 つまり伝統は綿々と続いてこないと。
 先生が教えてもらってないものを生徒に教えるって難しい。」

 

以上、武田邦彦氏2020年5月01日[1:40:33/2:22:24]の虎ノ門ニュース (http://tora8.tv)

 

ルイゼ・ワルカーの住居

ボクが後進の指導のようなことを始めて半世紀になろうとしてます。長年の功績が認められ、ウィーン州の文化講座功労賞を戴いたのは2011年3月のことでした。

若くしてウィーンに渡り、ボクの専門分野では世界有数の先生に巡り合うことが許され、愛が溢れる師匠から授かったことを一人でも多くの後進に伝えてゆきたいと心から願ってます。

 

※写真は、生前に我が師匠ルイゼ・ワルカー(Fr.Prof.)が住んでいたアパートです。小さなロマンスの作曲者と言えば思い当たる方もいると思います。

Luise Walker plays Luise Walker - Kleine Romanze

 

月日の流れの中で失われたウィーン国立音大のレッスン室や写真の建物が、世界中に散って活躍している弟子たちの心の拠り所です。

 

なお、現在はこのアパーに弁護士の息子夫妻が住んでます。

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