イタリアのギター製作家
- 2022/08/17 04:23
- カテゴリー:クラシックギター
完成したばかりのギターに命が吹き込まれるのは、最初の数時間だというのはハウザーさんの言葉でした。もちろん楽器は奏者によって育てられますから、その後の扱いによっても鳴り方に大きな影響が現れることはあまり知られてないように感じてます。
それから、ギターの調弦は弦によって合わないときもありますが、調弦が狂ったまま弾き続けると響きのバランスがが狂ってしまうので注意が必要です。
最近はナイロンやカーボン形成時のゲージに狂いの少ない技術も開発されているようですから、技術の日進月歩に沿って常に弦の吟味も必要だと感じてます。
弦の選択は、ゲージつまり音程の均一性と音質との兼ね合いがポイントだろうと常に感じてます。
さて本題です。最近は演奏家としてのギタリストも楽器も百花繚乱の時代に入ったようです。以下YouTubeの演奏は一流の演奏家に成長してきたシュテファニー・ジョーンズさん。
https://www.youtube.com/watch?v=4dYMI6M8EXo
余談で失礼しますが、ヨーロッパのギタリストと日本のギター弾きとの大きな違いは、ミスと言うか交通事故の有無でしょうね。ミスは少ないに越したことはありませんが、ノーミスが良い演奏だとは限らないと思ってます。
今の日本ではこれだけの演奏家は育てられないような気がします。学校教育だけでなくテレビからの影響が良くないです。大勢によって形成される聴衆と言うか、大勢によって作られる流れでしょうね。これに逆らうのはきっと無理なのでしょうね。
世界史の中で繰り返されてきた民族と国々の興亡が日本にも押し寄せてきているのを強く感じてます。残念です。
歴史を学びましょう!